平成18年度 精神疾病論

 精神障害については、保健・医療・福祉に関わる全ての専門家が共通の知識を有している必要がある。DSM-IVやICD10など国際標準の診断基準体系に基づいて、精神障害の概念、診断、疫学、治療、予後について講義を行う。取り上げる精神障害は、統合失調症、アルコール乱用・依存、うつ病および双極性障害、器質性精神障害、児童・思春期精神障害、気分障害、摂食障害、パーソナリティ障害、PTSDを含む不安障害などである。 

時 間: 木曜日9:00-12:10  
場 所: 医3号館N101教室  
責任教員:川上憲人、宮本有紀、森 俊夫
連絡先: (教授室S306、内23521)
日程、講義テーマ、担当:

4月6日(木)
前半 総論 川上/後半 症候論 川上

4月13日(木)
前半 精神病性障害 川上/後半 物質関連障害 川上

4月20日(木)
前半 気分障害Ⅰ 宮本/後半 気分障害Ⅱ 宮本

4月27日(木)
前半 認知症 宮本/後半 器質性精神障害 宮本

5月4日(木) (祝日)

5月11日(木)
前半 児童・思春期精神障害 森/
後半 摂食障害、パーソナリティ障害 森

5月18日(木)
前半 神経症性障害、ストレス関連障害および身体表現性障害 森/
後半 外傷後ストレス障害 金 吉晴(国立精神・神経センター部長;非常勤講師)

5月25日(木)
前半 精神科治療論 川上/
後半 精神保健学実習説明会/試験 全員

成績評価: 試験成績に出席点を加算して評価する。