平成19年度 公共健康医学専攻 精神保健学Ⅱ
(健康科学・看護学専攻 精神保健学特論Ⅱ)

  • 学期: 冬学期
  • 単位数: 2
  • 曜日・授業時間帯: 火曜日・6限
  • 場所: 医学部・教育研究棟2階第4セミナー室
  • 担当教員: 島津明人、川上憲人、非常勤講師

授業の目的
 職場のメンタルヘルスについて、法規、ガイドラインおよび制度、計画立案について学び、利用者の状態および特性を踏まえた具体的な対策を現場で進めることのできる能力を養成する。

授業の方法
 各回1テーマの講義あるいは事例研究(ケーススタディ)担当教員(または非常勤講師)による講義、あるいは学生がテーマに関して発表しこれに担当教員が補足を行い、全員で討論(ディベート)する。

授業計画及び内容

日程 内容
10月2日 1)コース概要、心の健康づくり計画と事例対応
10月9日 2)初回面談,診断とアセスメント
10月16日 3)紹介とコンサルテーション
10月23日 4)安全配慮義務と健康情報の保護
10月30日 5)事例研究①
11月6日 6)職場復帰の支援
11月13日 7)うつ病への対応
11月20日 8)統合失調症への対応
11月27日 9)事例研究②
12月4日 10)双極性障害への対応
12月11日 11)アルコール依存症への対応
12月18日 12)事例研究③
1月8日 13)パーソナリティ障害への対応
1月15日 14)自殺リスクの評価と対応
1月22日 15)事例研究④

教科書・参考書等川上憲人・堤明純(監修)「職場におけるメンタルヘルスのスペシャリストBOOK」培風館。その他、毎回、講義資料を配付する。

成績評価の方法出席、課題テーマに関する発表、質疑への参加、レポートにより総合的に評価する。

他の授業との関連精神保健疫学と対策の基礎について学ぶ「精神保健学Ⅰ」を受講していることが望ましい。