An Integrative View of the Influence of Contexts on Health Behavior with
Special Reference to the Study of Social Support
保健行動に与える社会環境の影響:社会的支援の研究からの統合的視点
Prof. Edwin B. Fisher
- Department of Health Behavior and Health Education, School of Public Health,
University of North Carolina at Chapel Hill, USA
- 米国ノースカロライナ大学チャペルヒル校公衆衛生大学院保健行動・健康教育学教室
日時
- 日時:平成19年6月6日(水) 18:00~19:30
場所
- 場所:東京大学医学部教育研究棟13階 第5セミナー室
内容
- Fisher教授は、ニューヨーク州立大学で臨床心理学を専攻し学術博士(PhD)を取得され、米国国立精神保健研究所のポスドクなどを経て、ワシントン大学(セントルイス)医学部で、医学心理学の教員となり、1992年からは教授を勤められた後、2005年から現職(主任教授)に就任されています。
- Fisher教授は、心理学・行動科学を医学・医療に応用する新しい学問領域「行動医学」を専門とされており、糖尿病、小児医療、がん予防、禁煙などの保健行動に対する社会的支援の影響について研究を進め、多数の著書や論文を出版されています。また米国行動医学会会長、国際行動医学会役員などを歴任されています。近年では、社会的支援に関する国際共同研究を推進しておいでです。
- 今回は、今日話題になっている健康の社会格差に関連して、社会経済状態、居住環境、生育環境などの社会環境が保健行動に与える影響について、社会的支援を中心としながら研究の現状と展望を講義していただきます。
教員、学生を含め、ご関心のある方のご出席をお待ちいたします。
- 主催:東京医学会
- 共催:精神保健学分野・精神看護学分野 健康学習・教育学分野