第2回精神保健疫学研究会開催のご案内
第2回精神保健疫学研究会を下記のように開催いたしますので、ご案内申し上げます。
2007年、わが国における一般住民を対象とした精神疾患に関する最大規模の疫学調査である世界精神保健日本調査(World Mental Health
Japan, WMHJ) (厚生労働科学研究費「こころの健康についての疫学調査に関する研究」)の調査が完了したことを契機に、「精神保健疫学研究会」Mental Health Epidemiology Consortium Japanを設立しました。半年に1回程度、研究会を開催し、学術的・公共的両側面からの活動を進めております。
第2回の精神保健疫学研究会を開催いたしますので、ご案内申し上げます。
第2回精神保健疫学研究会の概要
第2回精神保健疫学研究会の概要
日時
2008年3月20日(木曜、祝日)10~17時
(15~17時がオープンの研究発表会となっています。どうぞご参加ください)
場所
東京大学医学部教育研究棟2F 第4セミナー室
http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_02_09_j.html
プログラム
1.WMHJデータ解析研修会(10~15時)
新しくWMHJデータによる論文作成を希望する方を対象にWMHJの概要、データの構造、SAS/SPSSによる解析方法について解説するものです。こちらはクローズドで、ご参加には、WMHJ分担研究者からの推薦による事前登録が必要です。
2.研究発表会(15~17時)
WMHJおよび精神保健の疫学研究の最新の研究成果を発表します。こちらはオープンで、事前登録なしに、どなたでもご自由に参加できます。
研究発表会(15-17時)プログラム (各演題 発表10分、質疑5分)
15:00-15:1515:15-15:30
- 世界精神保健日本調査の研究成果:アップデート
- 川上憲人(東京大学大学院医学系研究科精神保健学・教授)
15:30-15:45
- The performance of the Japanese version of the K6 and K10 in the World Mental Health Survey Japan(WMHJにおける日本語版K6とK10のスクリーニング効率)
- 古川壽亮(名古屋市立大学大学院医学研究科精神・認知・行動医学分野)
15:45-16:00
- こころの健康についての疫学調査に関する研究―横浜市磯子区における調査結果から―
- 山本祐子(順天堂大学 公衆衛生学教室)
16:00-16:15
- 地域における精神疾患と身体疾患の障害
- 馬場俊明(東京武蔵野病院 精神神経科; 北海道大学大学院医学研究科博士課程予防医学講座 公衆衛生学分野)
16:15-16:30
- 受診に関連する態度の関連属性及び、気分障害、不安障害、物質関連障害を持つ人のサービス利用とその関連属性
- 槇野葉月(首都大学東京) 長沼洋一(国立精神・神経センター精神保健研究所)
16:30-16:45
- Disability of Mental Disorders in the World Mental Health Japan 2002-2006 Survey(世界精神保健日本調査2002-2006における精神障害による社会機能障害)
- 立森久照(国立精神・神経センター精神保健研究所)
16:45-17:00
- わが国における薬物ゲートウェイの実態および研究計画中川敦夫(慶應義塾大学)
- 総合討議
連絡先:東京大学大学院医学系研究科精神保健学分野内
〒113-0033 東京都文京区本郷7-3-1
TEL 03-5841-3364 FAX 03-5841-3392
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