3年前期
平成20年度 精神保健学実習
- 担当教員: 川上憲人、島津明人、宮本有紀、森 俊夫
- 履修条件: 精神疾病論および精神保健学を履修し、実習までに合格していること。
- 成績評価: 試験成績に出席点を加算して評価する。
- 教室: 教育研究棟第5セミナー室、各実習先
- 時間: 9:00~17:50
- 連絡先: 教室受付(医2号館S201、内23364)
実習の目的及び内容
地域の精神保健福祉活動の見学、および希望により産業精神保健、学校精神保健、認知症高齢者入院施設などの現場の見学を行い、わが国の精神保健の現状と課題を理解し、その解決策を自ら考えることのできる能力を身につけることを目的とする。また、看護コースを志望する者においては、精神障害者・認知症高齢者とふれあうことにより、精神看護、老年看護における基本的態度や技術を身につけることを目的とする。
日程 |
実習内容 |
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9月8日(月) | 午前 | 課題発表会 |
午後 | 精神保健学実習オリエンテーション 地域精神保健福祉関係者による講義 |
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9月9日(火) | 全日 | 地域精神福祉施設実習 |
9月10日(水) | 全日 | 地域・産業・学校選択実習 |
9月11日(木) | 全日 | 精神科医療機関実習 |
9月12日(金) | 午前 | (発表準備) |
午後 | 精神保健学実習発表会 |
備考
精神保健学実習の詳細について4月10日(木) 1限の精神疾病論オリエンテーションにて説明するので、必ず出席すること。教室は変更する可能性がある。
- 原則1グループ4名×7~8グループで行う。グループ分けは、学生の希望をききながら5月中に決定する。
- 課題発表会(9/8)では、各実習コースに関する施設やサービス、関連する制度について学生が調べきて、概要をグループごとに発表する。
- 地域精神福祉施設実習(9/9)では、原則2名が1組となり、精神障害の経験者にインタビューして、これまでの経過や現状、今後の希望などについて聞き取り、具体的事例を通じて精神保健の現状を理解することを目的とする。またその施設の活動を見学する。
- 地域・産業・学校選択実習(9/10)では、希望により地域精神福祉施設、産業精神保健関連サービス、学校に分かれて見学あるいは体験型実習を行う。
- 精神保健学実習発表会(9/12)では、地域精神保健福祉施設実習でインタビューした当事者の経験などを含めて、精神保健の現状と課題、よりよい精神保健に向けての提言などをグループごとに発表する。
- 希望により別途設定する「長期実習」を受講し、精神保健学実習の単位に代えることができる。ただし精神保健学実習発表会(9/12)では発表することが必要。