ワーク・ライフ・バランスと健康に関する調査
このたび世田谷区のご協力のもと、子育てをしながら働いていらっしゃる方々を対象に、健康に関する調査を行うことになりました。 この調査は、ワーク・ライフ・バランスが健康に及ぼす影響を明らかにし、仕事と家庭を両立する方々の心と体の健康に必要なものを見つけ出すこと、を目的としています。
1. 調査の概要
このたび東京大学大学院 医学系研究科 公共健康医学専攻 精神保健学分野では、世田谷区のご協力のもと、子育てをしながら働いていらっしゃる方々を対象に健康に関する調査を継続的に行うことになりました。この調査は、ワーク・ライフ・バランスと健康とのつながりを明らかにし、仕事と家庭を両立する方々のこころと体の健康を維持・増進するために必要なものを見つけ出すことを目的としています。
収集された皆様のアンケートは単に学術研究のためだけでなく、世田谷区のよりよい子育て支援施策に役立つように、大切に活用させていただきます。
調査結果はすべて集団として統計処理を行います。アンケートの最後にお名前を書いていただく欄がありますが、これは今年度の結果と来年度以降の結果とを照合する目的のためだけに用います。そのため、個人の回答を特定したりその内容を問題にすることは決してありません。もちろん匿名でもかまいません。また回答者のプライバシーの保護には万全の注意を払いますのでどうぞご安心ください。なおこのアンケートへのご協力は皆様の自由意思によりますので途中で回答をやめることができます。また回答なさらない場合にも何ら不利益は生じません。このアンケートをご提出いただくことで調査についての同意が得られたとみなさせていただきます。
なお、あなたに夫/妻(もしくはそれに相当する方)がおられる場合は、お二人別々のアンケート用紙にご相談することなく、ご記入いただきますようお願い致します。
仕事と子育てでお忙しい中、趣旨をご理解くださり調査にご協力頂きますこと、心から感謝いたします。
ご記入いただいたアンケートは同封の返信用封筒にて9月20日(土)までにご返送くださいますようお願い申し上げます。返送方法につきましては下記、「調査の具体的な流れ」をご参照ください。
★調査期間を延長しました★
10月いっぱい返送を受け付けております! アンケートにお答えになり、まだ返送されていない方はぜひご郵送下さい。
調査結果につきましては後日、回答者全体の結果について、ご報告させて頂く予定です。
2. 調査の具体的な流れ
3. 倫理的配慮につきまして
このアンケート調査の倫理的配慮につきましては以下の内容を 東京大学大学院医学系研究科倫理審査委員会に提出し、承認を受けております。
(1)研究への協力は自由意志に基づくこと
- このアンケートへのご協力は保護者の皆様の自由意志によりますので途中で回答をやめることができます。また回答なさらない場合にも何ら不利益は生じません。
(2)個人情報、プライバシーの保護に万全をつくすこと
- 資料・データは、東京大学大学院医学系研究科内の鍵のかかるロッカーで厳重に管理いたします。研究が終了した時点でアンケート用紙はシュレッダーで破棄します。
- 電子データはパスワードを設定したパソコンおよびファイルに保存し、研究関係者以外のアクセスを制限します。
- 学会や学術論文などでの研究成果公表段階でも個人の情報として扱うことはいたしません。
4. よくあるご質問
- Q1. アンケートの内容でわかりにくいところがあったのですが…
- A1. アンケートの内容に関するご質問は、お気軽にお問い合わせ先まで電子メールまたはFAXでお願いします。こちらから折り返しご連絡させていただきます。お電話で直接お話しなさりたい場合は、その旨明記下さればこちらからお電話をさせて頂きます。
- Q2. プライバシーが守られるか心配なのですが…
- A2. 大丈夫です。この調査は、東京大学大学院医学系研究科の倫理委員会の承認を受けて行われています。東京大学に返送下さった皆様のアンケートは、到着後すぐにお名前の書いてある最後のページと本体とをミシン目により切り離します。以後、皆様の回答内容はお名前でなくIDで管理され、皆様個人の結果を問題にすることは決してありません。各保育園・区役所に対しても、個人の結果を公表することは決してありませんのでご安心ください。なおアンケート用紙は、研究期間中はカギのかかるロッカーで保管いたします。 また、ご夫婦間でのプライバシーに関しましては、返送方法を工夫することにより配慮しております。詳しくはこちらをご覧ください。
- Q3. 回答しない場合、なにか不利益なことになりますか?
- A3. いいえ。たとえ回答なさらない場合でも、皆様には全く不利益は生じませんのでご安心ください。皆様のお答えは、ワーク・ライフ・バランスの学術研究のほか、世田谷区のよりよい子育て支援のために大切に活用させていただきますが、お答えは任意です。
- Q4. アンケートの提出期限9/20(土)を過ぎてしまったのですが大丈夫ですか?
- A4. はい、大丈夫です。提出期限を多少過ぎた場合でも、同封の返信用封筒をご使用になりお送りください。1つでも多くのご意見をいただくことでより意味のある研究となり、今後の研究の発展とよりよい子育てプランの作成につながります。 皆様のご協力を賜りますよう、どうぞよろしくお願いいたします。
- Q5. アンケート用紙を破損してしまった/なくしてしまったのですが…
- A5. 大丈夫です。例え大きく破損してしまっていても判読可能なものについてはそのままご返送ください。破れたりぬれたりしてまったく判読不可能な場合、なくしてしまった場合は、こちらにご連絡ください。再度お送りいたします。
- Q6. 夫/妻に私の回答を知られたくないのですが…
- A6. ご夫婦間でのプライバシーに関しましては、返送方法を工夫することにより配慮しております。詳しくはこちらをご覧ください。
- Q7. 夫/妻は回答していないのですが、私だけ返送してもよいですか?
- A7. もちろんです。お1人のお答えだけでも大変貴重なご意見ですので、どうかご返送をお願いいたします。ご主人/奥様をお待ちになっていて期限が過ぎた場合でも、どうぞお1人でもご返送ください。なお、すでにご主人/奥様がお1人で返送済みの場合、お2人目の新たな返信用封筒をお送りいたしますので下記までご連絡ください。
- Q8. 未婚ですが、パートナーがいます。
- A8. パートナーの方が戸籍上の夫/妻かどうか、既/未婚、同/別居にかかわらず、お答えいただける場合は、ぜひご協力をお願いします。 アンケートの最後の方に婚姻状況などの質問が入っておりますので、こちらにお答えくだされば幸いです。
- Q9. パートナーがいないので1通しか返送できないのですが…
- A9. 未婚、離婚、単身赴任などの事情でご主人/奥様がアンケートにお答えにならない場合でも何ら問題ございませんので、どうぞご自分のアンケートをご返送ください。お1人お1人の貴重なご意見をお待ちしております。
- Q10. パートナーは同性ですが夫婦として答えられますか?
- A10. .大丈夫です。お父様用/お母様用のアンケートをご相談の上選んでいただきご回答ください。
- Q11. 名前を書きたくないのですが大丈夫ですか?
- A11. 無記名でも結構です。お名前を書いていただくのは、継続的な調査で今年度の結果と来年度以降の結果とを照合するためだけです。それ以外の目的に使用されることは決してございませんので、どうぞご安心ください。どうしてもお名前を書かれたくない場合は、もちろん無記名でご返送いただいてもかまいません。
- Q12. 調査の結果を知りたいのですが…
- A12. 個人個人には調査の結果をお知らせする予定はありませんが、参加してくださった保護者の皆様には、保育園などを通じて研究全体の結果についてご報告させていただく予定です。公表時期は来年3月頃を予定しております。
- Q13. 今後の研究に参加したいのですが…
- A13. ありがとうございます。仕事と生活のバランスと健康の関係を明らかにするには今後の継続的な調査が不可欠です。世田谷区は大都市部で共働き子育て家庭の多い区としてワーク・ライブ・バランス政策を大きな柱としています。また皆様の調査結果に基づいてよりよい子育て支援策を立案し、他区や他都道府県に先駆けたモデル地域になることも想定されます。 世田谷区ひいては日本全体のワーク・ライフ・バランスの実現のためにも、皆様のご協力をどうぞよろしくお願いいたします。
5. パブリシティ
朝日新聞8月13日(朝刊)で紹介されました。
(画像をクリックすると拡大されます)
区報(9月1日号)でも紹介されます。
6. お問い合わせ先
東京大学大学院 医学系研究科 公共健康医学専攻 精神保健学分野
住所:〒113-0033 東京都文京区本郷7-3-1
FAX: 03-5841-3392
メール:
URL:http://plaza.umin.ac.jp/heart/
調査担当者 修士課程 島田 恭子 (お問い合わせはメールかFAXでお願いします)
研究責任者 東京大学大学院 医学系研究科 公共健康医学専攻 精神保健学分野 准教授 島津明人