科目名 | 精神保健学II//精神保健学特論II |
学期 | 冬学期 |
単位数 | 2単位 |
曜日・授業時間帯 | 火曜日・5限 |
場所 | 医学部・教育研究棟13階公共健康医学専攻講義室 |
担当教員 | 島津明人、川上憲人、非常勤講師 |
授業の目的 | 職場のメンタルヘルスの専門職として必要とされる知識・技術を、講義および事例研究とその後の討論によって習得することを目的とする。具体的には、制度・法規、利用者の状態および特性を踏まえた対応、関連職種間の連携、近年の社会経済情勢を踏まえた対策について学び、具体的な対策を現場で進めることのできる能力を養成する。 |
授業の方法 | 各回1テーマの講義あるいは事例研究(ケーススタディ) 担当教員(または非常勤講師)による講義と全員での討論。 |
授業計画及び内容 (各回のテーマ) | 10/ 5 1)コース概要,産業精神保健総論 10/12 2)内部EAPによる職場のメンタルヘルス 10/19 3)社員の活性化を通じたメンタルヘルス対策 10/26 4)人事政策・福利厚生政策とメンタルヘルス 11/ 2 5)キャリア発達とメンタルヘルス 11/ 9 6)医療機関における暴言・暴力の予防と対策 11/16 7)海外勤務者のメンタルヘルス対策 11/30 8)建設業の労働環境と労働組合の取り組み 12/ 7 9)休暇改革に関する政府の取組の来し方行く末 12/14 10)中小規模事業所のメンタルヘルス対策と公的支援体制 1/11 11)メンタルクリニックでのうつ病リワークプログラムと職場の連携 1/18 12)復職プログラムとその効果評価 1/25 13)これからの職場のメンタルヘルス |
教科書・参考書等 | 川上憲人・堤明純(監修)「職場におけるメンタルヘルスのスペシャリストBOOK」培風館。その他、毎回、講義資料を配付する。 |
成績評価の方法 | 出席、課題テーマに関する発表、質疑への参加、レポートにより総合的に評価する。 |
その他 | 精神保健疫学と対策の基礎について学ぶ「精神保健学特論Ⅰ」を受講していることが望ましい。 |