2021年度 精神保健学Ⅱ 精神保健学特論Ⅱ

学期 A1&A2
単位数 2
曜日・授業時間帯 火曜日・5限(16:50-18:35)
場所 医学部・教育研究棟13階公共健康医学専攻講義室
担当教員 川上憲人、今村幸太郎、非常勤講師

授業の目的

職場のメンタルヘルスの専門職として必要とされる知識・技術を、講義および事例研究とその後の討論によって習得することを目的とする。具体的には、職場のメンタルヘルスの専門職として必要とされる知識・技術(制度・法規、利用者の状態および特性を踏まえた対応、関連職種間の連携、近年の社会経済情勢を踏まえた対策、等)を体系的に理解し説明できる、および産業精神保健の現場で具体的な対策を提案・推進ができるし、パブリックヘルス・マインドを持って産業精神保健を実践できる能力を養成する。

授業の方法

各回1テーマの講義あるいは事例研究(ケーススタディ)
担当教員(または非常勤講師)による講義と全員での討論。

授業計画及び内容(各回のテーマ)

日程内容
10/5コース概要、産業精神保健総論
10/12産業保健マネジメントの中でのメンタルヘルス対策
10/19職場のいじめとメンタルヘルス
10/26労働者の睡眠とメンタルヘルス
11/2職場のメンタルヘルスの一次予防①
11/9労働者の復職支援プログラム
11/16組織・個人の活性化とポジティブメンタルヘルス
11/30職場のメンタルヘルスの一次予防②
12/7メンタル不調者対応の基本的な枠組み・専門職が留意すべきこと
12/14職場のメンタルヘルスと両立支援
12/21経営と産業保健は協調できるか?
1/4健康経営と職場のメンタルヘルス
1/11これからの職場のメンタルヘルス

教科書・参考書等

毎回、講義資料を配付する。

成績評価の方法

出席(30%)、レポート(70%)により総合的に評価する。

他の授業との関連

精神保健疫学と対策の基礎について学ぶ「精神保健学Ⅰ」を受講していることが望ましい。


2021年03月15日更新