平成28年度 精神保健学特論Ⅱ

科目名: 精神保健学特論Ⅱ
学期: A1&A2 単位数 2
曜日:授業時間帯: 火曜日・5限(16:50-18:35)
場所: 医学部・教育研究棟13階公共健康医学専攻講義室
担当教員: 島津明人、川上憲人、非常勤講師

授業の目的

職場のメンタルヘルスの専門職として必要とされる知識・技術を、講義および事例研究とその後の討論によって習得することを目的とする。具体的には、制度・法規、利用者の状態および特性を踏まえた対応、関連職種間の連携、近年の社会経済情勢を踏まえた対策について学び、具体的な対策を現場で進めることのできる能力を養成する。

授業の方法

各回1テーマの講義あるいは事例研究(ケーススタディ)
担当教員(または非常勤講師)による講義と全員での討論。

授業計画及び内容

日程内容
10/4コース概要,産業精神保健総論(島津明人)
10/11メンタル不調者対応の基本的な枠組み・専門職が留意すべきこと(難波克行)
10/18産業保健マネジメントの中でのメンタルヘルス対策(森晃爾)
10/25外部EAPによるメンタルヘルス支援(吉村靖)
11/1職場のいじめとメンタルヘルス(津野香奈美)
11/8組織・個人の活性化とポジティブメンタルヘルス(島津明人)
11/15経営と産業保健は協調できるか?(北居明)
11/22腰痛とメンタルヘルス(松平浩)
11/29ワーク・ライフ・バランスとメンタルヘルス(渡井いずみ)
12/6労働者の復職支援プログラム(五十嵐良雄)
12/13中小規模事業所のメンタルヘルス対策(中村雅和,中辻めぐみ)
12/20人事からみたメンタルヘルス対策(浅野健一郎)
1/10海外勤務者のメンタルヘルス支援(市川佳居)
1/17これからの職場のメンタルヘルス(川上憲人)

教科書・参考書等

毎回、講義資料を配付する。

成績評価の方法

出席(30%)、レポート(70%)により総合的に評価する。

他の授業との関連

精神保健疫学と対策の基礎について学ぶ「精神保健学Ⅰ」を受講していることが望ましい。


2016年09月13日更新