どんな調査ですか

調査の特徴

  • 日本人全体からランダムに選ばれた代表を調査することで、日本の現状を偏りなく明らかにします。
  • こころの病気を抱えていても、医療機関を受診しない人が非常に多いことが分かっており、医療機関を受診した人を調べるだけでは心の健康に関する実態を明らかにすることはできません。本調査で、面接員が研究参加者の方々のご自宅にうかがって国際標準の面接を行うことで、はじめて心の健康に関する実態を明らかにすることができます。
  • 20年前のファースト調査、10年前のセカンド調査と比較することで、日本で心の健康問題が増えているのかどうかを調べます。特に、新型コロナウイルス感染症の前後でどのような変化があったかを明らかにすることができます。

調査の内容

  • WHO・ハーバード大学が作成したこころの健康についての面接調査法を用いた訪問調査です。
    質問票が入ったコンピューターを使って面接します。自己記入式調査票(いわゆるアンケート)にもご回答いただきます。
  • 調査は平均60-90程度かかります。ただしお答えに内容によって質問が変わってくるので、人によって調査時間はばらつきます。
  • 調査にご協力いただけた場合には、謝礼を差し上げています。詳しくは、送付される説明文書をご覧ください。

どんな研究費で実施されているのですか

  • 本調査は、令和5-7年度厚生労働科学研究費補助金(障害者対策総合研究事業)「世界精神保健調査に資する大規模疫学調査による精神疾患の有病率等を把握するための研究」(23GC1016)によって実施されています。