2011年の研究業績

原著論文


  1. 石川陽子,斉藤恵美子,松長麻美,山村礎,志自岐康子.韓国における訪問看護師の役割拡大.日本保健科学学会誌.2011;13(4):170-176.
  2. Funakoshi A, Miyamoto Y, Shimazu A. Development of a scale of difficulties experienced by parents of children with hikikomorisyndrome. Journal of Mie Prefectural College of Nursing. 2011;15:39-55.
  3. Miyashita M, Narita Y, Sakamoto A, Kawada N, Akiyama M, Kayama M, Suzukamo Y, Fukuhara S.Health-related quality of life among community-dwelling patients with intractable neurological diseases and their caregivers in Japan.Psychiatry Clin Neurosci. 2011; 65(1): 30-8. PMID: 21105961
  4. 赤澤正人, 松本俊彦, 勝又陽太郎, 木谷雅彦, 廣川聖子, 亀山晶子,横山由香里, 高橋祥友, 川上憲人, 渡邉直樹, 平山正実, 竹島正. 死亡時の職業の有無でみた自殺既遂者の心理社会的特徴 心理学的剖検による76事例の検討. 日本社会精神医学会雑誌. 2011; 20巻2号: 82-93.
  5. Kubota K, Shimazu A, Kawakami N, Takahashi M, Nakata A, Schaufeli W. Distincion Empirica Entre Engagement y Trabajolismo en Enfermeras Hospitalarias de Japon: Efecto Sobre la Calidad del Sueno y el Desempeno Laboral. Ciencia & Trabajo. 2011; 13 (41): 152-157 (in Spanish).
  6. Coe CL, Love GD, Karasawa M, Kawakami N, Kitayama S, Markus HR, Tracy RP, Ryff CD. Population differences in proinflammatory biology: Japanese have healthier profiles than Americans. Brain Behav Immun. 2011 Mar ;25(3) :494-502.
  7. Bruffaerts R, Demyttenaere K, Hwang I, Chiu WT, Sampson N, Kessler RC, Alonso J, Borges G, de Girolamo G, de Graaf R, Florescu S, Gureje O, Hu C, Karam EG, Kawakami N, Kostyuchenko S, Kovess-Masfety V, Lee S, Levinson D, Matschinger H, Posada-Villa J, Sagar R, Scott KM, Stein DJ, Tomov T, Viana MC, Nock MK. Treatment of suicidal people around the world. Br J Psychiatry. 2011 Jul ;199:64-70.
  8. Cheng Y, Park J, Kim Y, Kawakami N. The recognition of occupational diseases attributed to heavy workloads: experiences in Japan, Korea, and Taiwan. Int Arch Occup Environ Health. 2012 Oct;85(7):791-9.
  9. Ando S, Kawakami N; World Mental Health Japan Survey Group. Utility of self-reported sleep disturbances as a marker for major depressive disorder (MDD): findings from the World Mental Health Japan Survey 2002-2006. Psychiatry Res. 2012 Jun 30;198(1):146-53. PMID:22377572
  10. Shimazu A, Demerouti E, Bakke, AB, Shimada K, Kawakami N. Workaholism and well-being among Japanese dual-earner couples: Aspillover-crossover perspective. Social Science & Medicine. 2011 ;73. 399-409. PMID: 21733607
  11. Orui M, Kawakami N, Iwata N, Takeshima T, Fukao A. Lifetime prevalence of mental disorders and its relationship to suicidal ideation in a Japanese rural community with high suicide and alcohol consumption rates. Environ Health Prev Med. 2011 Nov ;16(6) :384-9.PMID: 21431807
  12. Koichi R, Miyamoto Y. Reliability and validity of the Japanese semistructured interview version of the Early Signs Scale (ESS-JI) for outpatients with schizophrenia (study 1). International Journal of Mental Health Nursing. 2011 ;20(2), 144-151. PMID: 21371230
  13. Suzuki M, Tachimori H, Saito M, Koyama and Kurita H. Developmentof a screening scale for high-functioning pervasive developmental disorders using the Tokyo Child Development Schedule and Tokyo Autistic
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  14. Chiba R, Kawakami N, Miyamoto Y. Quantitative relationship between recovery and benefit-finding among persons with chronic mental illness in Japan. Nursing and Health Sciences, 2011; 13(2): 126-132. PMID: 21481122
  15. Bakker AB, Shimazu A, Demerouti E, Shimada , Kawakami N. Crossover of work engagement among Japanese couples: Perspective taking by both partners. Journal of Occupational Health Psychology. 2011 Jan;16(1):112-25. PMID: 21280948
  16. 千葉理恵, 宮本有紀, 川上憲人.地域で生活する精神疾患をもつ人の、ピアサポート経験の有無によるリカバリーの比較. 精神科看護, 2011; 38(2): 48-54.
  17. Ogawa M, Miyamoto Y, Kawakami N. Factors Associated With Glycemic Control and Diabetes Self-care Among Outpatients With Schizophreniaand Type 2 Diabetes. Arch Psychiatr Nurs. 2011;25(1):63-73.PMID: 21251603
  18. Sakurai K, Nishi A, Kondo K, Yanagida K, Kawakami N. Screening performance of K6/K10 and other screening instruments for mood and anxiety disorders in Japan. Psychiatry Clin Neurosci. 2011 Aug;65(5):434-41. PMID: 21851452
  19. Sado M, Yamauchi K, Kawakami N, Ono Y, Furukawa TA, Tsuchiya M, Tajima M, Kashima H; WMH-J2002-2006 Survey Group, Nakane Y, Nakamura Y, Fukao A, Horiguchi I, Tachimori H, Iwata N, Uda H, Nakane H, Watanabe M, Oorui M, Funayama K, Naganuma Y, Hata Y, Kobayashi M, Ahiko T, Yamamoto Y, Takeshima T, Kikkawa T. Cost of depression among adults in Japan in 2005. Psychiatry Clin Neurosci. 2011 Aug;65(5):442-50. PMID: 21851453
  20. 有馬秀晃,秋山 剛. 特集-職場における「うつ」-臨床現場における留意点-Ⅱ うつ病休職者の標準化リワークプログラム評価シートについて. 精神科治療学 2011; 26: 173-180.


その他


  1. 宮本有紀. 関連指針と倫理審査委員会:倫理を守らねば研究にあらず(スマート看護研究実践ガイド). イー・ビー・ナーシング (EBNursing). 2011;11(増刊2号):736-40.
  2. 宮本有紀, 上竹勇三郎. 倫理審査申請書の作成:審査員に正しく内容を伝えよう(スマート看護研究実践ガイド). イー・ビー・ナーシング (EBNursing). 2011;11(増刊2号):741-4.
  3. 宮本有紀. 趣意書・同意書の作り方:研究への参加依頼は誠実に(スマート看護研究実践ガイド). イー・ビー・ナーシング(EBNursing). 2011;11(増刊2号):745-53.
  4. 有馬秀晃.うつ病の復職.臨床精神医学 40巻増刊.2011190-195
  5. 北素子, 伊藤景一, 野口真貴子, 秋山美紀, 大金ひろみ. 臨床に活かすケーススタディ・リサーチ第1 研究としてのケーススタディ. 看護実践の科学. 2011; 362: 64-67.
  6. 秋山美紀 臨床に活かすケーススタディ・リサーチ 9回ケーススタディの分析その1.看護実践の科学. 2011; 3611: 52-55.
  7. 秋山美紀 臨床に活かすケーススタディ・リサーチ 10回ケーススタディの分析その2. 看護実践の科学.2011; 3612: 61-65.
  8. 有馬秀晃. Ⅳ.プログラムで問題が起きたとき12プライベートな付き合い. うつ病リワークプログラムの続け方-スタッフのために-. うつ病リワーク研究会編, 東京: 南山堂; 2011. pp.116-123
  9. 有馬秀晃. Ⅴ.より良い連携を求めて 16産業保健スタッフとのコミュニケーション.  うつ病リワークプログラムの続け方-スタッフのために-. うつ病リワーク研究会編, 東京: 南山堂; 2011. pp,151-161.
  10. 有馬秀晃. Ⅱ,診断による関わり 2発達障害 コメント.  うつ病リワークプログラムの続け方-スタッフのために-. うつ病リワーク研究会編, 東京: 南山堂; 2011. pp.38.
  11. 有馬秀晃. Ⅲ.スタッフの関わり 7.評価とフィードバック コメント. うつ病リワークプログラムの続け方-スタッフのために-. うつ病リワーク研究会編, 東京: 南山堂; 2011. pp.8.
  12. 有馬秀晃, 秋山剛. Chapter4再発・再燃の予防と職場再適応へのフォローアップ C生活習慣と精神疾患との関連誌を知りたい. ここが知りたい職場のメンタルヘルスケア-精神医学の知識&精神医療との連携法. 日本産業精神保健学会編, ツ東京: 南山堂; 2011. pp.266-268.
  13. 有馬秀晃, 秋山剛. Chapter4再発・再燃の予防と職場再適応へのフォローアップ D職場関連の知見を知りたい. ここが知りたい職場のメンタルヘルスケア-精神医学の知識&精神医療との連携法. 日本産業精神保健学会編, 東京: 南山堂; 2011. ツpp.269-273.
  14. 有馬秀晃, 秋山剛. 特集疾患に応じた復職後支援の実際(ポイント)-気分障害の視点から.
    産業精神保健 2011; 19: 145-156.
  15. 有馬秀晃. 第3回うつ病- プロジェクト成功後、欠勤ばかり。「荷下ろしうつ」かも。リワークプログラムに参加を。-  COBS 2011; (6):27.
  16. 川上憲人: 第1章概要 疫学的知見.最新医学別冊「新しい診断と治療のABC 70」心的外傷後ストレス障害(PTSD) .最新医学社:東京, 2011, 26-35.
  17. 川上憲人: 職場のメンタルヘルスをめぐる国際動向と日本の優先課題. 産業ストレス研究 2011; 18(4): 233-240.
  18. 島津明人: 近年の社会経済状況と職場のメンタルヘルス 産業保健心理学からの示唆. 産業ストレス研究. 2011; 18: 303-307.
  19. 川上憲人:【進歩したストレスマネジメント(身体面と心理面)】 職業性ストレスに対する組織的対応 管理職者教育プログラムの効果と今後の展開. ストレス科学. 2011; 26巻1号: 21-30
  20. 原田規章, 香山不二雄, 川上憲人, 小林章雄, 佐甲隆, そうけ島茂, 曽根智史, 津金昌一郎, 野津有司, 橋本英樹, 長谷川敏彦, 本橋豊, 矢野栄二, 實成文彦, 日本公衆衛生学会公衆衛生モニタリング・レポート委員会: 公衆衛生モニタリング・レポート 福島第一原発放射線漏れ事故に対応した環境発がん対策について. 日本公衆衛生雑誌. 2011; 58巻8号: 651-657
  21. 原田規章, 香山不二雄, 川上憲人, 小林章雄, 佐甲隆, そうけ島茂, 曽根智史, 津金昌一郎, 野津有司, 橋本英樹, 長谷川敏彦, 本橋豊, 矢野栄二, 實成文彦, 日本公衆衛生学会公衆衛生モニタリング・レポート委員会: 公衆衛生モニタリング・レポート 激甚災害後の健康危機管理 情報マネジメントによる被害軽減. 日本公衆衛生雑誌.2011; 58巻8号: 646-650.
  22. 原田規章, 香山不二雄, 川上憲人, 小林章雄, 佐甲隆, そうけ島茂, 曽根智史, 津金昌一郎, 野津有司, 橋本英樹, 長谷川敏彦, 本橋豊, 矢野栄二, 實成文彦, 日本公衆衛生学会公衆衛生モニタニング・レポート委員会: 公衆衛生モニタリング・レポート 高齢者における健康の社会格差. 日本公衆衛生雑誌. 2011; 58巻7号: 564-568.
  23. 原田規章, 香山不二雄, 川上憲人, 小林章雄, 佐甲隆, そうけ島茂, 曽根智史, 津金昌一郎, 野津有司, 橋本英樹, 長谷川敏彦, 本橋豊, 矢野栄二, 實成文彦, 日本公衆衛生学会公衆衛生モニタリング・レポート委員会: 公衆衛生モニタリング・レポート 子どもの健康と社会格差 低出生体重の健康影響. 日本公衆衛生雑誌. 2011; 58巻3号: 212-215.
  24. 原田規章, 香山不二雄, 川上憲人, 小林章雄, 佐甲隆, そうけ島茂, 曽根智史, 津金昌一郎, 野津有司, 橋本英樹, 長谷川敏彦, 本橋豊, 矢野栄二, 實成文彦, 日本公衆衛生学会公衆衛生モニタリング・レポート委員会: 公衆衛生モニタリング・レポート 環境発がん対策のあり方について. 日本公衆衛生雑誌. 2011; 58巻6号: 474-478
  25. 島津明人 (印刷中). ワーク・エンゲイジメントとポジティブメンタルヘルス. 産業精神保健.
  26. 土屋政雄,川上憲人. 第1章 A. 主な精神疾患の罹患率・有病率を知りたい. In: 日本産業精神保健学会(編), ここが知りたい職場のメンタルヘルスケア-精神医学の知識&精神医療との連携法-. 東京: 南山堂. 2011; pp2-5.
  27. 島津明人 (印刷中). 近年の社会経済状況と職場のメンタルヘルス:産業保健心理学からの示唆. 産業ストレス研究, 18.
  28. 津野香奈美.被災地の安全と健康を守る(1)災害と向き合う 被災住民の健康状況と対策の課題―保健師による大槌町の全戸訪問調査とその経験から.労働の科学.2011;66(10):595-599.
  29. 井上彰臣, 川上憲人. 第1章 C. 仕事のストレスによって精神疾患は発症するか?In: 日本産業精神保健学会(編), ここが知りたい職場のメンタルヘルスケア-精神医学の知識&精神医療との連携法-. 東京: 南山堂. 2011; pp8-12.
  30. 津野香奈美. 職場のいじめ・暴力・ハラスメント防止対策(9) 職場のいじめ・ハラスメント調査票の作成と活用―調査票を用いて明らかになった実態と健康影響. 労働の科学. 2011;66(9):22-26.
  31. 島津明人 (2011). ワーク・ライフ・バランスとこころの健康. 心と社会, 144, 96-101.
  32. 川上憲人. 第12章精神保健. シンプル公衆衛生学2011. 監修鈴木庄亮,久道茂.
    東京:南光堂.2011; pp303-322.

  33. 川上憲人. 10地域における心の病い-うつ病・自殺を中心に. 新訂心の健康と
    病理. 編著者 齋藤高雅. 東京:放送大学教育振興会. 2011;pp143-157.

  34. 川上憲人. 9働く人の心の健康と病理-職場の精神保健. 新訂心の健康と病理.
    編著者 齋藤高雅. 東京:放送大学教育振興会. 2011;pp127-142.

  35. 川上憲人. 12.精神保健福祉. コンパクト公衆衛生学. 千葉百子,松浦賢長,小
    林康毅編. 東京:朝倉書店. 2011;pp92-97.

  36. 川上憲人. F睡眠・休養, ストレス. 健康・栄養科学シリーズ社会・環境と健
    康.編集田中平三,辻一郎,東京:南光堂. 2011; pp155-161.

  37. 有馬秀晃,秋山 剛.うつ病休職者の標準化リワークプログラム評価シートについて.精神科治療学26(2); 星和書店,東京.2011. p173-180.
  38. 有馬秀晃.産業カウンセリングの理論と実践 リワークプログラム.カウンセリング実践ハンドブック.丸善株式会社,東京.2011. p296‐297.
  39. 島津明人 (印刷中). メンタルヘルス対策を評価する.In: 廣尚典(編)チームで取組む産業メンタルヘルス. 東京: 診断と治療社.
  40. 宮本有紀. E.症状別の看護 14.認知症  上島国利, 渡辺雅幸, 榊惠子(編). ナースの精神医学. 改訂3版. 東京: 中外医学社;2011. pp219-222.
  41. 宮本有紀. E.症状別の看護 15.せん妄、もうろう状態、アメンチア 上島国利, 渡辺雅幸, 榊惠子(編). ナースの精神医学. 改訂3版. 東京: 中外医学社; 2011. pp222-223.
  42. 宮本有紀. 1-3.チーム医療における看護師の役割. 石郷岡純, 岡崎祐士, 樋口輝彦(編).
    統合失調症治療の新たなストラテジー:非定型抗精神病薬によるアプローチ. 東京: 先端医学社; 2011. pp215-221

  43. 津野香奈美,森田哲也,井上彰臣,安部陽子,川上憲人.労働者における職場のいじめの測定方法の開発とその実態,健康影響に関する調査研究.産業医学ジャーナル.2011;34(3):79-86.
  44. 有馬秀晃. Health care ようこそ「ミセス外来」へ うつ病治療に欠かせない家族のケア-復職をサポートするリワークプログラムも登場. Mrs View 2011; April:262,263, 2011.
  45. 島津明人 (2011). メンタルヘルス対策を評価する. In: 廣尚典(編)チームで取り組む職場のメンタルヘルス. 84-89. 東京: 診断と治療社.