2022年度 精神保健学Ⅰ 精神保健学特論Ⅰ

学期: S1+S2
単位数: 2単位
曜日・授業時間帯: 火曜日・5限(16:50-18:35)
場所: 医学部・教育研究棟13階公共健康医学専攻講義室
担当教員:橋本英樹、宮本有紀、非常勤講師(西大輔、今村幸太郎、本橋豊、中西三春、松本俊彦)

授業の目的

精神保健の疫学や方法論を踏まえた上で、精神保健に関する課題の対策を科学的根拠に基づいて立案するための知識・技術を習得することを目的とする。具体的には、精神保健の疫学や方法論を体系的に理解し説明できること、精神保健の第一次・第二次・第三次予防の科学的根拠の現状について説明できること、グループのメンバーとの協働およびリーダーシップのあり方を学びつつ課題に即した精神保健対策を立案できることを到達目標とする。

キーワード

精神保健、精神疾患、予防
mental health, mental disorders, prevention

授業計画

月/日内容(担当)
4/5 オリエンテーション・総論(橋本、西)
4/12 精神疾患の疫学(西)
4/19 精神保健サービスの利用(西)
4/26 精神保健対策の社会実装(西)
5/3 (祝日)
5/10 トラウマと災害精神保健(西、宮本)
5/17 認知行動療法に基づいたアプローチ(今村、西)
5/24 生活習慣に基づいたアプローチ(西)
5/31  課題発表1 科学的根拠に基づく精神保健対策(学生による発表)
6/7 自殺予防対策はどう進めるか(本橋豊)
6/14 認知症ケアの質向上システムを実装する(中西三春)
6/21 薬物対策に何が必要か(松本俊彦)
6/28 発表準備(学生による自習)
7/5課題発表2 科学的根拠に基づく精神保健対策を立案する(学生による発表)

授業の方法

各回1つのテーマについて担当教員(または外部講師)による講義と質疑、グループワークを行う。学生は各回の課題について事前に調べ持参する。課題発表1および2の回では、学生がグループでテーマに関して発表し、これに担当教員が補足を行い、全員で討論する。

成績評価方法
出席(20%)、毎回の事前課題の提出(20%)、課題発表2(30%)、個人レポート(30%)により総合的に評価する。

教科書
教科書は指定しない。毎回、講義資料を配付する。

参考書
特になし

履修上の注意
最終回のみ授業時間が16:50-19:30となるので注意すること。

メールアドレス
d-nishi@m.u-tokyo.ac.jp

授業使用言語
日本語

優評価「上位3割」適用科目
適用する

成績評価入力方法
粗点入力

後期教養教育科目
該当科目でない

オンライン授業URL
https://u-tokyo-ac-jp.zoom.us/j/91452741670

オンライン授業内容
※4月5日の第1回講義からオンライン(zoom)で講義を行う予定です。下記リンクに授業資料等を載せていますのでご参照ください。

https://docs.google.com/spreadsheets/d/1UxlDnil7Vq31b7284ph5OA6eoBiKbv-4DoouYFNPPnE/edit?usp=sharing